同人活動って言葉はよく聞くけど、一体何をやるの?何をやっている人なの?という疑問にお答えします。
アニメや漫画家好きな方やイラスト制作をされている方はよく耳にすると思います。
今回は、そんな方の疑問を解決するために基本的な情報をお伝えします。
同人活動とは?
同人活動とは、一般的に企業を通して創作した作品ではなく、個人の独自で同人の範囲内で創作活動を行い販売を行うことです。
よく一般でも知られているところでは、コミックマーケット(コミケ)などで販売をすることが多いです。
漫画・小説・グッズ・ゲーム・音楽など、個人でアレンジして公開・配布・販売を行います。
一次創作と二次創作がある
一次創作
同人活動は、二次創作のことだと思われがちですが、一次創作も同人活動に含まれます。
一次創作は、原作を持たないもので、個人が考えた設定・内容で作品を作り公開・配布・販売を行います。
一般的に「創作ジャンル」と呼ばれ、一次創作限定のイベントなども存在します。
有名なところだと「コミティア」なんかが有名です。
二次創作
原作があり、二次的に創作された作品のことです。
漫画・小説・グッズ・ゲーム・音楽など、幅広いジャンルで二次創作が行われ、公開・配布・販売されています。
著作権について
同人活動には「著作権法」の問題がつきまといます。
上記では、説明の都合上、販売と表現している部分もありますが、同人活動をする側(同人サークル)とお客さん側(参加者)は対等な立場で、店主と客という関係性ではありません。
サークル側が作品を提供することは(金銭のやり取りが発生したとしても)「頒布」と呼びます。
頒布とは不特定多数の相手にものを配る行為のことをいいます。
ここで言いたいのは、「企業は二次創作している販売している同人活動側をいつでも訴えることができますが、クリエイターの育成や作品の宣伝に貢献しているため黙認している」状態です。
同人活動自体は、法律上グレーゾーンとされています。
ちなみに、公式から二次創作をやって良いのか悪いのかわからない場合に企業側に二次創作をしていいか確認する方がたまにいらっしゃいます。
確認された場合、企業側は良いとは言いにくいので、その質問がきっかけに二次創作ができなくなってしまったという例がいくつかあります。
二次創作をこれから始める方は、原作の方や企業が目をつぶってくれているということが、忘れないように活動していきましょう。